自転車とれおん





■びわ1  JR石山駅〜瀬戸唐橋〜彦根〜米原〜湖北〜近江舞子〜堅田〜大津〜JR石山駅 


全行程 190Km
  2009年10月31日(土)晴れ AM8:30〜PM7:30 所要時間 11時間
     JR王寺駅 ⇒ JR石山駅 輪行 所要時間 1時間30分
        のんびり休憩+月明かり走行コース
   

本当は、2日かけて温泉にでも入ってゆっくりと琵琶湖畔を楽しもうと思っていました。しかしながら天候が災いしてできれば1日で、あるいは1周しなくても又今度てな具合にいつもの調子で 気軽に考えておりました。少なくとも湖北に昼つけば行けるぞと、ところがどっこい昼メシは彦根の手前(笑)。

湖北の難関(トンネル)を臭いのをがまんしてようやく西へ抜けたのがPM3:00という厳しい時間でした。にもかかわらず不思議と体力はまだ温存されていたのでそのまませめて近江今津までは走って、そこで又考えようということで頑張りました。      そして頑張った甲斐あってせっかくここまで来たのだからやっぱり完走しようと、高島市の新旭風車村を抜け白髭神社に着いた時点で夕暮れを迎え、ここでもまだまだ走れるぞということになりました。(笑)

   

まさに、時間と体力との駆け引きがあったのですが、今考えればそのまま走り続けて本当に良かったと、きっと一生の思い出に繋がることと思います。

     そしてまた、来年にも繋がることを期待して・・・。



JR石山駅

瀬戸唐橋に一番近いJRの駅ということで石山駅を起点としました。午前8時に到着して若干遅いかなという不安と、天候はまずまずのサイクリング日和でしたが、前日の準備で夜中の12時までかかったため寝不足気味 であることの不安が重なり、ペダルがやや重たく感じられるスタートでした。でも兎にも角にもついにここまで来たからにはあとには引けぬとの思いは固く、しだいに琵琶湖畔の清々しい風を頬に受け、しだいに軽快な 乗りに変わりつつありました。

   

瀬戸唐橋

瀬戸唐橋の真ん中にある中之島、あーここが琵琶湖1周の起点だなとあらためて実感。ドライブでも渡ったことのない橋を今こうして、自転車で渡るというのもなかなかいいもんじゃありませんか?ドライブで窓越しに見る風景と 自転車の生で感じる風景には、やはり大きな違いがありますね。 独特のスピード感で風景のある空間に溶け込むことができるからなんでしょうね。唐橋という名前がぴったりの橋でしたが、このあたりはまた時間をかけてゆっくりと 散策するのがいいかも。

近江大橋

走り始めてちょうど5Kmの地点ぐらいかな。対岸にはシンボルの大津プリンスホテルが見え、まもなく近江大橋を通過というところですが、ここはいかにも琵琶湖の玄関という感じがしますね。一昔も二昔も前は    対岸の近江舞子へ良くウィンドサーフィンをしに行きました。確かボードとセールはアルファの4m近くあるたいそうなものでした。はたから見ていてどれだけスピードが出ていたかよくわかりませんが、自分が乗って感じる スピードは、最高に気持ちが良いものです。一度白波が立つところでセールを起こせなくなり、たまたま通りかかったモータボートで曳航してもらうという悲惨な目にもあいましたが、いやーやめられませんねー。    ヨットも良いかも知れませが、やっぱりウィンドサーフィンですよ琵琶湖は。それから、一昔前は琵琶湖バレーに函館山、国境と本当にスキーではお世話になりました。3人の子供たちだけでなく会社の部下たちとも良く夜中 から車で走り、ナイターまで滑りまくるという1.5日帰りスキーを楽しみました。当時も良く思いましたが、あのとき会社止めて琵琶湖畔に移り住んでいたら、いったいどんな人生を送っていたのかなと・・・。

草津市

10Km地点の草津市です。琵琶湖大橋はまだまだ先のようですが、この辺りは快走湖岸ロードと名前が付いているように自転車道も幅広く快適に走れます。木津川堤防沿いよりも走りやすいかもです。(10Km AM10:00)

琵琶湖大橋

およそ20Km地点ぐらいになるんでしょうか。今日はややもやがかかっていて、対岸の観覧車や琵琶湖大橋もぼんやりとしてるようです。ここを通りぬけると本当の琵琶湖の雄大な姿が現われ始め、まさに第二の玄関と成しているようです。 そして背景にも雄大な蓬莱山や武奈ケ岳などの比良山系がうっすらと。(20Km地点 AM9:30)

長明寺

長命寺の石段がずっと上まで連なっています。八十八か所のひとつということでマイカーが駐車待ちで列を作っていました。こんな石段は、確か瀬田川の下流でも見たような記憶があります。800段もあるところをひいこらと登ったはずです。 いずれまた登ることとしましょう。(35Km地点 AM10:30)

   

沖島

この沖島を見るのは初めてだと思います。サイクリングロード初めての登りでしたが、とにかく周りの木々も綺麗だし、合間に見える静かな琵琶湖畔のきらめきも美しく、筋肉痛をやわらげるのには十分の感動でした。    ちょうど岬のようになった地点の中腹には、琵琶湖畔に面し清水の石舞台のように張り出した喫茶店がありました。名前は忘れましたが、ここでコーヒーを飲む余裕がなかったことを非常に残念に思います。本当に嘘のように美しいスポットです。 午前中で一番の「忘れられない景色」となりました。(45Km地点 AM11:00)

堀切漁港

景色のなかでも漁港は好きな方です。また反対にこのにおいが耐えられないという人も多いかも知れませんが、私は何故かこの香りが好きで特に夕方の夕映えする時間帯が一番好きです。千葉県の勝浦近くにあった名も知れない鄙びた漁港の夕映え と香りはいまだに心の中に蘇っては消え、孤独感などを心優しく癒してくれます。

彦根城

ようやく彦根城についたのがPM1:00ぐらいだったかな。とにかく昼飯も食わなきゃいけないし、予定より相当時間がかかっているのでなかばパニック状態に陥りました。そんなわけで結局どこで食べたか今となっては記憶がなくなってしまいました。 おそらく水車橋のあたりでコンビニおにぎりを食べたのでしょう。彦根城手前であやうく曲がって来た車に衝突しそうになるというハプニングもありました。ドライバーは全く前を見ず内輪差にひっかけられるところをうまくかわすことができたのは奇跡的 でした。曲がる途中も私を全く見ていないというこの恐ろしさ!こんなアホな若造が堂々と運転しているところでもありますので十分注意しましょう。観光地周辺はやはり危険です。(60Km地点 PM1:00)

漁港と島

彦根を抜けると、しばらくさざなみ街道は快適に走れます。ただひたすらまっすぐ走るといった感じでしょうか。長浜を通り過ぎ、姉川大橋を渡るとさらに湖畔を快適に走ることができます。湖西と違って道幅も広く自転車道のスペースもゆったりとしています。 また写真のとおり、琵琶湖にこんな風景があるなんて感激しました。だんだん湖北が近づいて来たなと実感するのもこのあたりからでしょう。もう少し行けば湖北水鳥ステーションがありこの辺りで1泊してゆっくり景色を楽しむのが やっぱり普通でしょう・・・なんてね(80Km地点 PM2:00)

賎ヶ岳トンネルを抜けて

ここまで行くのは、やっぱり辛かったです。賎ヶ岳が目の前にあり、そこにはやや厳しい登りと難関のトンネルが待ち受けていました。でもトンネルを抜けるとそこは、まるでご褒美であるかのような奥琵琶の絶景が・・・。    たった一人でこの絶景を、汗と涙と感動にまみれながらも見ることができました(この時点では、頭の中でまだはるかに遠い近江今津あたりが今日の終着点かなと思いがギリギリの線上を行き来していました)。(90Km地点 PM3:00)

   

知内浜

マキノ南の知内浜、ここにきてようやく湖西に辿り着いたという実感。疲れはそんなにないけれど、夕暮れがせまっているというプレッシャーが一番重たかったのかな。でも考えようによっては暮れてからでも十分走れるのは間違いない。 よし行くぞ!(110Km地点 PM3:40)

新旭風車村

夕暮れ近いけど風車村へ行ってみよう。風車村までほんとになんにもないけれど。やたら別荘地がならんでいましたが。(130Km地点 PM4:50)

白髭神社

懐かしい白髭神社。名前からして良いですね。この辺りから志賀にかけては、かつて比良おろしが吹き荒れるウィンドサーフィンのメッカでした。若かりしころ頻繁に湖へと、雪山へと行き来した青春の一こまがここにありました。(130Km地点 PM5:10)

大物

日が暮れて大物発見。全く何処を走っているのか知る由もないが月明かりにぼんやりと浮かびあがる琵琶湖畔・・・本当に美しい。写真はうまくとれなっかったけれどなんと魅惑的で優しい月明かり。そして咽ぶようなこの香り。    またいつの日かゆっくり訪れよう。 (150Km地点 PM5:50)

なぎさ対岸

近江大橋を過ぎると、なぎさ公園対岸の美しき風景が・・・。「そしてあともう少し。」心なしか涙目に映りゆらゆらと揺れる対岸のともしびです。「ようやくここまで来たのだ。」ただでさえ湖西の道は湖東に比べ複雑なうえ、おまけに下調べする時間がなかったので、かなり曖昧な道選びとなりました。    そのせいで一般車道もかなり走るはめになり、リスクを冒すことになりましたが「ここまで良くぞ無事に辿りついた。」ものです。途中横柄な運転をするダンプの風圧に吸い込まれるようになったこともあり、今考えるとずっと守られていたような気がし、感謝!感謝!で気持ちはいっぱいです。 (185km地点 PM7:10)  

JR石山駅

終着点のコンビニで買ったジャンボ肉まんが美味しかったこと。遂にやりました「びわ1」。そして輪行袋に自転車を入れホットとしたときの充実感。最後に「わが愛車よ、本当にありがとうございました。」(190Km地点 PM7:30)









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